
贈り物にピッタリ・・・!想いをかたちにしたギフトBOX 2018.07.17

想いが伝わるギフトBOXづくり
東京の荒川区東尾久にある「平和商事株式会社」は、創業80年を超える紙器製品(箱・パッケージ)の製造・販売会社です。
この企業と、農業女子PJメンバー・田中彩華さん(埼玉県・ROSE LABO株式会社)とのマッチングにより、温室で咲き誇る色鮮やかなバラがプリントされたギフトBOXが出来上がりました。
田中さんにとって、ギフトBOXを作るのは今回が初めてとのこと。
紅茶やコンフィチュールなどあらかじめ中に入れる商品に合わせて、サイズやデザイン、その他細部にわたって相談しながら作り上げた、こだわりのギフトBOXです!
完成したBOXは、「貼り箱」と呼ばれるタイプ。
フタを開けると、身箱(下の箱)の側面や縁がピンク色に…!上品ながらも可愛らしい印象を与えます。
「貼り箱」はベースとなる厚紙に、色やデザインの異なる紙を貼り合わせるもので、こちらのBOXはすべて手作業で一つひとつ丁寧に作られています。
また、商品を固定する為の台紙も重要です。商品のサイズに合うよう、専用のものを作りました。
「箱を作るにあたって、売りたい物のストーリー性、こだわりをいかに伝えるかが大切です。対面販売で商品の想いや良さを伝えるのは簡単ですが、非対面の販売になると、消費者にそれが直接届かなくなってしまいます。箱を通じて、どうしたら想いが伝わるか。また、どういう魅せ方をしたら商品が売れるのか。それを考えることが欠かせません。」(平和商事・竹前友勝さん)
さらに、こだわりをもたれているのが「リピートにつなげること」。一度売れたら終わりではなく継続的に消費者の手に取ってもらえるよう、価値のある箱をお客さまの要望を聞きながら、一緒に作り上げています。
ROSE LABOの挑戦
ROSE LABOでは食用バラの生産をはじめ、バラを使用したハーブティーやジャムなどの加工食品の販売もおこなっています。
これまで加工食品は商品単体での販売でした。しかし購入者の中にはギフト用に買われる方も多く、お客さまや受け取る方々により一層喜んでもらえるよう、ギフトBOXの製作を決められたそうです!
「ギフトBOXを作るようになってからは、大手百貨店等からのお声がけもあり、新たな市場を開拓することができました。またECサイトでの購入者も増えました。今までは商品の味を重視していましたが、試食ができないネット販売では、パッケージを含めた商品全体の印象が大切な事に気づきました。」
「製作段階では弊社(ROSE LABO)の要望が多くなり、また、初めてのギフトBOX製作でノウハウも無いところ、平和商事さんには大変親身になって相談にのっていただきました。平和商事さん無しでは、お客さまに喜んでいただけるギフトBOXは作れなかったと強く感じています。」(ROSE LABO・田中綾華さん)
平和商事の技術と、田中さんの想いがつまったギフトBOX。
店頭販売の他、ECサイトでの販売も行っていますので、ぜひご覧ください!
(こちらのBOXが付くのは、ギフトセットとして購入した場合のみです。)
またROSE LABOでは加工食品の他、オリジナルスキンケアコスメの取り扱いも開始しました。
今後も、女性ならではのアイデアを活かした取り組みに注目です!