
春を感じる和スイーツ。瑞々しいスカイベリーのいちご大福 2018.04.17

あんこの甘さと相性抜群!スカイベリーのいちご大福
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店頭には、看板商品である「戸田の渡し」「河童の金さん」などの銘菓をはじめ、さくら餅やおはぎといった季節商品が数多く並べられています。
この和菓子店の商品に、農業女子PJメンバー・青木清子さん(栃木県・あおき苺農園)の苺(品種:スカイベリー)を使用したいちご大福が登場しました!
ピンク色の可愛らしいパッケージから中身を取り出すと、ふっくらとした白い大福が。中には、ほんのりピンクがかったあんこと、スカイベリーが入っています。
このピンクがかったあんこ。実は、苺の水分が外へ抜けだして食感が悪くならないように、工夫がされています。そのため、瑞々しくあまずっぱい苺と、優しい甘さのあんこが口の中に広がります!
「青木さんから届いた苺を見ると、一つ一つ丁寧に育てたのがよく分かります。鮮度もとても良いです。今回のマッチングを通じて、お菓子づくりの幅を広げることができました。」(季乃杜・引地智宏さん)
普段スーパー等におかれている苺は、店頭に並ぶまで多くの人の手を経るため、何粒かは傷んでいるものが見かけられます。しかし、青木さんからの苺は産地直送であるため、どれも新鮮で廃棄ロスがないそうです。
新商品の企画に欠かせない食材選び。マッチングにより選択の幅を広げることができました。
注目の品種「スカイベリー」
「あおき苺農園」さんは、栃木県上三川町にあります。
今回、いちご大福に使用されたスカイベリーは、栃木県で誕生し、2014年11月に品種登録された苺です。この品種の特徴は、なんといっても円すい形の粒とその大きさ!同じく栃木県の人気ブランド “とちおとめ”に比べ果実は大きく食べ応えがあり、ジューシーでまろやか、スッキリとした味わいです。甘みと酸味のバランスも良く、今注目されている品種の1つです。
「スカイベリーは、いちご大福に使用するあんこと、抜群に相性が良いと思いました。季乃杜さんと相談をしながら、いちご大福の大きさに合わせ、スカイベリーとしては小さいサイズをお送りしています。そのサイズをお使いいただくことにより、今まで出荷出来なかった販路がうまれ、新たな可能性を発見することにつながりました。」(青木さん)
「全く同じ大きさや形状の苺を生産することは難しいため、その中で色々な商品に変化をして、たくさんの方々に喜んでいただけたら私も生産者としてとても嬉しいです。これからも味や品質にこだわりながら、安心して食べられる苺を、一緒に働く仲間達と協力しあって楽しく生産していきたいと思います」(青木さん)
青木さんと「季乃杜」。それぞれの可能性を広げることにつながった今回のマッチング。
今後も城北信用金庫では、農業女子、当金庫お取引先の可能性を広げるお手伝いをしてまいります。
※本記事のいちご大福は、店頭のみでの取り扱いです。