
おしゃれでおいしいバラを使ったケーキが華やかで魅力的 2017.08.03

バラの香りに包まれて
埼玉県深谷市にハウスを構え、食用バラの栽培を中心に行うROSE LABO。ハウスに一歩足を踏み入れると、敷地いっぱいに咲き誇る芳しいバラの香りに包まれます。今回のマッチングでご紹介する社長の田中さんは、子どもの頃から大好きだったバラに関わっていきたいと22歳の時に起業しました。
日々のバラの栽培に加え、農業女子のセミナーや、様々な場所で開催されるマルシェに参加するなど、精力的にバラの魅力を発信しています。その起業を決断するまでの若さと行動力にも驚かされますが、なによりもバラの魅力を伝える田中さんの情熱が、とても伝わってきます。
農業女子とのマッチングに積極的に取り組む、パティスリーラヴィアンレーヴでは、そんな一輪一輪に愛情が込められた田中さんのバラを使ったケーキを誕生させました。
まずご紹介させていただくのは、ピンク色のマカロンを土台とした「ラヴィアンローズ」。フランス語で“バラ色の人生”という意味を持つこのケーキは、真っ赤なバラの花びらをあしらった上品な見た目で、思わずうっとり。
カカオ70%のチョコクリームとフランボワーズローズのムース、バラの生クリームをマカロンでサンドしており、カカオのほろ苦さとベリーの甘酸っぱさを感じたあとに、口の中に広がるバラの風味が贅沢な時間を演出してくれます。
次に、プラム&ラズベリーローズのタルトは、プラムの酸味とカスタードの甘さが合わさって、ラズベリーローズジャムがアクセントに加わった初夏が旬のタルト。
きれいに重ねられたプラムは、まるでバラの花のようで、可愛らしい見た目と食べやすいサイズ感が女性に嬉しいケーキとなっています。
どちらのケーキも一口食べると口の中にバラの風味が広がるだけでなく、見た目にも華やかな存在感のある逸品。「人生のひと時に華を添えることが出来たら」と話すシェフの思いと、それを体現するバラとのマッチングで、素敵なケーキが出来上がりました。
かわいいだけじゃない!食用バラは美容効果もバツグン!
もともとバラには虫が付きやすく、農薬が欠かせないとされてきたのだそう。それを田中さんは、水耕栽培で農薬不使用のバラの栽培を実現。衛生的で、安心・安全なバラを育てています。
きれいな花が添えられている料理は、見ているだけでも素敵ですが、ビタミンCやポリフェノール、食物繊維など含まれているため、豊富な栄養素で美容や健康をサポートしてくれます。
また、女性らしい身体を作る働きがあるエストロゲンといった女性ホルモンの一種も含まれており、料理が華やかになるだけでなく、食べて嬉しい効果がたくさん。
女性に嬉しい要素がたっぷりの食べられるバラ。最近では、徐々にその存在も注目され始めていますが、ROSE LABOでも新商品の開発を進めているそう。「ROSE LABOのバラを通じて、内面から美しい女性が増えたら嬉しい」と話す田中さんの想いが、これからどんな商品となって私たちの手に届くのか注目です!
当金庫でサポートさせていただいているマッチングでは、実際に商品化まで進めることで、周りの反応を伺うことが可能。農家さんにとっても、様々なアイデアが広がり、農作物の可能性を広げるきっかけとなればと考えています。
また、引き続き農業女子を対象としたセミナーによる経営支援なども行っておりますので、皆さまの積極的なご参加をお待ちしております。