
赤羽のカフェで農業女子の想いをかたちに 2017.07.28

農業女子の“想い”が直送されたレシピ
「いろむすびcafe」は、赤羽駅(東京・北区)から徒歩10分、コトニア赤羽※の一角にある区の“健康づくり推進店”に認定された、NPO法人が運営する「0歳から100歳まで輝ける場所」を目指す、多世代交流カフェです。
※「COTONIOR(コトニア)赤羽」は、JR東日本の線路高架下に設けられた多世代交流をテーマとした子育て支援と、高齢者福祉の複合施設です。保育所や介護施設、フィットネスクラブなどが入居し、地域の方の憩いの場となっています。
このカフェでは、講師の彩(強み)を活かした「いろどりイベント」として、子育て中のお母さんがリフレッシュできる講座やこどもが楽しめる絵本の読み聞かせ、多世代交流を目的とした「たまごごはんの日」など、地域の方がリフレッシュし、楽しめるイベントをほぼ毎日開催しています。
地域の子ども達や子育て中のお母さんが多く利用するこのカフェのメニューに、農業女子PJメンバー・鈴木利奈さん(千葉県・かつのりな農園)が心を込めて育てた無農薬の野菜が使われています。
日替わりで提供される「今日のおうちごはん」はメインディッシュ+スープと、ズッキーニやカラフル人参などの野菜を使ったお惣菜を選ぶことができます。
そしてサラダには、「かつのりな農園」自慢の人参を使ったドレッシングが!
木目を基調としたお盆にのる料理は、一口食べると、どこか懐かしい自然な感覚が口の中に広がります。素朴ながらも野菜本来の味を大切にしたメニューは大人のみならず、子ども達にも大人気です。
生産者の「想い」をのせた食事を提供したい。「いろむすびcafe」の店長・高畑麻純さんはレシピを考える際、この姿勢を常に大切にしています。
また、平成29年春からは、毎週水曜日のお昼と夜に「かつのりな農園」をはじめとする産地直送野菜の店頭販売を開始しました。
「いろむすびcafe」は“野菜”をアクセントに添え、世代を越えて利用される地域のコミュニティの場として新たな広がりを続けています。
人と人とをつなぐ野菜を育てる
「かつのりな農園」さんは、千葉県山武市にある、200年以上続く専業農家です。コシヒカリや年間50種類以上の無農薬野菜を生産する他、野菜チップス&ジュースなども製造しています。マルシェへの出店や収穫体験イベントを行うなど、人と人とのつながりを大切にした活動をしています。
「“いろむすびcafe”さんとのマッチングは、まさに、かつのりな農園の希望している販路でしたので、このお話をいただいた際、本当に嬉しかったです!」
「私自身、日々育児と仕事に追われておりますので、同じような“ママ”たちを応援する高畑さまの想いに共感!毎週ご注文いただくお野菜や加工品にもその想いをのせて、心を込めてお送りしています。」
作り手としての“想い”を大切にする「かつのりな農園」さんと「いろむすびcafe」とが結びついた今回のマッチング。城北信用金庫では、今後も農業女子PJメンバーの販路拡大のお手伝いをしてまいります。