
まるでおひさまのよう! キラキラ輝くイチゴのケーキが新登場 2017.07.14

フランスの春を感じる愛されスウィーツ
前回に引き続き、パティスリーラヴィアンレーヴでは、農業女子とのマッチングにより誕生したケーキを販売しています。
今回新たにご紹介するのは、茨城県にある「おひさまのいちご園」の“こだわりイチゴ”を使った2種類のケーキ、「おひさまのフレジエ」と「おひさまの苺エクレール」。
フランスを代表するスウィーツに、農園の名前を冠した、おひさまのようにキラキラと輝く見た目にも可愛らしいケーキとなっています。
濃厚なクリームとイチゴの酸味が相性抜群の「おひさまのフレジエ」。
フレジエとは、フランス版ショートケーキともいわれ、その意味はまさに“イチゴの木”。
たっぷりのイチゴをサンドしたふわふわの生地に、様々なベリーをトッピングした、上品な見た目で、思わず「食べてしまうのがもったいない!」と思ってしまうほどの逸品です。
一方、「おひさまの苺エクレール」は、サクサクとした生地にほんのり甘いカスタードと生クリーム、きれいに整列したイチゴに思わずにっこり。絶妙にマッチしたそれぞれの味を一口で味わえる贅沢なひと品に仕上がっています。
愛情たっぷり完熟イチゴ
「こだわりがないのがこだわりでもあるんですが…」と前置きしつつも、イチゴ想いの方法で栽培を行っている菅野さん。
今回のマッチングで卸したイチゴは、甘みと酸味のバランスが抜群のとちおとめ。
栽培過程で花の数を調整する“摘花”を行い、成長する花の一つひとつに充分な栄養を凝縮させる工夫や、ハウスを通常より低温で管理することで、熟すまでにじっくりと時間をかけ、より一層甘みの強いイチゴを育てています。
また、収穫もその適期を見極めて“樹上完熟”で収穫するため、食べごろのイチゴを新鮮な状態で収穫・お届けしているのだとか。
手間暇のかかる栽培方法ですが、一粒一粒に愛情を注いでいるからこそ出来上がったイチゴは、格別に美味しいものとなっています。
「普段は個人との取り引きが主。お客さまと顔を合わせて販売していきたいんです。飲食店への販売も、取引先に対して共感が持てる、尊敬できる先に対して大切に育てたイチゴを届けたいと思っています。」と、販売先でも、一人ひとりと向き合えることを大事にしている菅野さん。
今回のマッチングでも、ラヴィアンレーヴ北原オーナーシェフが現地に訪問。その後、菅野さん自身もラヴィアンレーヴに訪問し、店舗や北原さんが手がけるケーキを見て、感銘を受たことで、結果として、安心してイチゴを卸すことに繋がったそう。
大切に育てているからこそ、お客さまの手に渡るまで見届けたい、そんな“イチゴ愛”に溢れる菅野さんの強い意志を感じることができました。
「とにかく嬉しいの一言に尽きます。おひさまのいちご園を連想させるケーキのネーミングにも感激しています。」と喜びを語ってくれた菅野さん。今回のマッチングで販路拡大に繋がる新たな可能性を見出す、大きな一歩となったのではないでしょうか。
今後も城北信用金庫ではこのような喜びを多くの方と共感したいと思っています。