世の中の話題や、自分の妊娠を契機に、食べ物がどのようにして作られたのかが見えないことに不安を覚えるようになりました。それから、食べるものに気を使うようになったことがきっかけで、実家の家業である農家を継ごうと決意しました。

農業をやっていると、休みがなく大変だと思われがちですが、実際は植物に囲まれながら自分のペースで進められるので、大半の時間は楽しみながら農作業をしています。
他の農家や、農協の人たちと協力し合うこともあり、時にはその難しさを感じることもありますが、農業そのものや商品開発に関わっていく中で、女性として、主婦としての目線から意見やアイデアを出せることはとても大きいと考えています。
何より、自分の手で育てたものを食べられる安心感は、何物にも代えがたいと感じています。

疲れた時は好きな漫画を読んでリフレッシュしています。
趣味は、民話や神話の収集。休日には今までに読んだことのないその手の本を読んだり、子供たちと遊んだりしながら過ごしています。

この勝占の地で、若き農業女子リーダーとして勝占のいちごの生産拡大とともに、いちご農家を増やしていきたいと思っております。
また、女性の就業支援にも力を入れていきたいと考えていて、子供がいてなかなか定職につけない主婦の方々に事務仕事をお願いし、自分自身は農業に打ち込めるような環境を整えていきたいと思っています。