
東日本大震災の被災地でボランティア活動中に、花がもつ人を癒す力を再確認しました。もっと大勢の方に花を身近に感じてもらいたいと痛感し、バラのあるライフスタイルを提案することを決意しました。
「見る」だけのバラから、「見る」「味わう」「嗅ぐ」「聴く」「触る」五感で楽しむバラをつくるべく、表参道でのフラワーショップから転身し、今は食用バラの栽培が私の生活の中心にあります。
「命の不思議さ、ありがたさ」を耳で、手で、目で感じられること。
自分の未熟さを痛感できることや頭脳をつかうこと。
農業の楽しさでもあり、やりがいでもあります。土から湧き出た命を調理して体内にとりこみ、新たな命を育む、という命の連鎖を直接担えることは、女性だからこそできることだと感じています。
移住者として移住先の習慣を把握するのに時間がかかり、苦労しました。友人とゆっくりできる時間は年に数えるほどしかありませんが、夏ならテラスで、冬なら薪ストーブを囲んで喋って食べて飲むひとときは至福です!もちろんテーブルにはバラを飾ります。
農家出身でない私にとって農業とは、自分の未熟さや無知と向き合う学び相手であり、新しいアイデアを試したら結果を返してくれる遊び相手でもあります。優先順位を決めるのは上司でも取引先でもなく「お天道様」です。将棋のように先読みして作業を決めるところなどは、意外と頭脳ゲームのようなところがあり面白味があります。
将来の夢はバラのホテルを建てることです。特にコンクリートジャングルでストレスを抱えた方に、大自然のなかでバラづくしのひとときを過ごしていただける、スモールラグジュアリーな楽園をつくりたいです。働く人もお客様もホテルの周りの自然環境も、皆が心安らぎ笑顔になる場所づくりが目標です。
バラジャムチーズサンド
<材料(1人前)>
・食パン8枚切り 2枚 ・バラジャム 適量 ・クリームチーズ 適量
・ブルーチーズ 適量 ・食用のバラ(加熱用・生食用) 適量
<バラジャムの作り方>
1.食用バラの花弁を洗浄する
2.鍋に湯を沸かし、食用バラを入れ、2~3分加熱する
3.鍋から食用バラをとりだす
4.食用バラをとりだした湯に、砂糖とペクチンを入れる
5.ゼリー化したら完成!
<バラジャムチーズサンドの作り方>
1.食パンをトーストする
2.食パンにバラジャム、クリームチーズ、ブルーチーズを塗る
3.食用バラ(生食用)をのせる
4.サンドして、完成!
◆ホームページ
バラの学校
こちらから食用バラの購入が可能です。