
海外留学中に農業に対して興味を持ち、帰国後、自ら農業に携わることを決めました。
仕事をしながら癒されるのが農業の楽しいところ。日本人の主食を作ることで、日本の原風景を維持していると自負しています。
女性にしかできないことはないと思いますが、農業が単なる「産業」ではないことを消費者の皆さんに伝えることや、農業の現場における「次世代教育」は女性の方が向いていると思います。
新しいことをやろうとする時に周囲の理解を得るのが大変です。
特に効率化が最優先だった世代と「環境を守りたい」という想いを共有することの難しさを感じています。
主婦でもあり、農業以外の仕事もあるので「休日」というのは基本的にありません。そんな中、友人たちが遠方から訪ねて来てくれたりすると、農作業を少し休み、田畑やその周辺を案内することで、自分の置かれている環境や状況がとても恵まれていることを改めて感じます。
私にとって農業とは暮らしの全てです。農家が食べ物だけではなく、エネルギーも作ることが当たり前の社会を目指していきたいです。
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