
会社勤めだった主人に、ある日突然、実家のとまと農家を継ぎたいと宣言され、当時まだ小さかった娘たちを連れて就農することとなりました。
子供を産み育てることと同じように、作物を作るのはとても大変です。ですが、愛情を持って育てるということも子供を育てることと同じ。女性には、子供にも作物にも、そんな深い愛をそそぐ大きな力があると思います。
一人で黙々と行う農作業にストレスを感じたこともありましたが、今ではとまとの苗と向き合う一人の時間が大好きです。
また、自然の美しさや美味しさを体感できることが農業の楽しさであり、やりがいであると感じでいます。
休日はあまりありませんが、時間ができた時には美味しいランチを食べたり、所属している農業者合唱団の団員としてステージに立って歌うなどして過ごしています。
疲れたなと思った時は、きれいなものを見たり、新しいことを始めるなどして息抜きをしています。
FacebookやInstagramにおうちごはんをアップしています。とまと農家なので、とまと料理はもちろんですが、両親が作ってくれている自家製野菜を使った料理をよく作っています。
私自身、農業に出会えたことは運命だと感じています。
これからも地元に根ざした農業をしていくことが目標です。
子供たちには新鮮でおいしい野菜をどんどん知って欲しいと思っていますし、畑でランチ、ライブなど楽しいイベントを企画できたらと思っています。